イベントボランティア

初代タイガーマスク佐山サトル氏の講演会にボランティアスタッフとして参加

2010.04.22

定期的に新宿で開催されている〝志魂塾しこんじゅく〟という社会人向けの学びのイベントにボランティアスタッフとして参加させていただく機会を得て、今回から動画撮影スタッフとして〝志魂塾しこんじゅく〟の動画コンテンツの制作に携わることになりました。

この撮影収録で、つまり講演内容を拝聴して得た気づきは、

実績を残した人の言葉は重みがある

ということです。

初代タイガーマスクの佐山サトル氏の講演

1957年11月27日生まれの佐山サトル-Sayama Satoru-氏は、日本のプロレスラーで、格闘技の開拓者としても知られています。彼は特に、初代タイガーマスク(Tiger Mask)としての活動で広く知られており、その後の日本のプロレス界や総合格闘技界に多大な影響を与えました。

氏が、タイガーマスクとしてデビューしたのは1981年4月23日、新日本プロレスのリングでのことです。

このキャラクターは、日本の漫画『タイガーマスク』を基にしており、当時の子供たちに非常に人気のあったキャラクターを実際のプロレスに持ち込むことで、話題を集めました。

タイガーマスクは「空中殺法」を駆使した高難度の技を特徴とし、そのスピーディーでアクロバティックなスタイルは、従来のプロレスとは一線を画すものでした。

デビュー戦では、イギリスから来日していたプロレスラーのダイナマイト・キッドとの試合が行われ、非常に高い評価を受けました。この試合は、世界中のプロレスファンの間で名勝負として語り継がれています。

お話の中で、氏がタイガーマスクとして登場したことで、軽量級レスラーがメインイベントで注目を浴びることが増え、ジュニアヘビー級(ライトヘビー級)というカテゴリが確立されたことに触れ、その後、IWGPジュニアヘビー級王座やNWA世界ジュニアヘビー級王座など、数々のタイトルを獲得されたとのこと。

「タイガースープレックス」や「タイガードライバー」といった技名が生まれ、今でもその技は使われているそうです。

お話を伺っていて、何より凄いなぁ…と感心したのは、佐山サトル氏が単なるプロレスラーや格闘家としてだけではなく、格闘技の哲学やトレーニング方法にも深い造詣があり、氏のトレーニングは、伝統的な日本武道や西洋のボクシング、レスリング、さらにはムエタイや柔術など、様々な格闘技の技術を融合させたものだということです。

そして修斗の創設者としての功績や、総合格闘技界に対する影響は非常に大きく、現在の格闘技の礎を築いたといっても過言ではないでしょう。

そんな佐山サトルの哲学を学ぶ貴重な経験をさせていただきました。

-イベントボランティア
-, , ,